ひとつになった北陸を巡る『ラ・サンテ北陸新百景』
2024年北陸新幹線敦賀開業でついに北陸3県と東京がひとつにつながりました。
北陸には隠れた名所や絶景がまだまだ沢山残されています。
秘境から定番まで、ますます訪れやすくなった北陸を巡りながら心も身体も健康に。
そして能登半島地震の復興への道筋にも微力ながら繋がれば幸いです。
北陸新幹線敦賀開業により、ついに東京から北陸三県がひとつに繋がりました。この新しい時代の幕開けを迎え、「観て感動!歩いて健康!」をテーマに、北陸の魅力を再発見する旅が始まります。
北陸地方には、歴史と自然が調和する定番の名所から、まだ知られていない隠れた宝石のようなスポットまで、多彩な魅力が溢れています。金沢の兼六園や金沢城公園で美しい庭園を散策したり、富山の立山黒部アルペンルートで雄大な自然を堪能したり、福井の東尋坊で迫力ある断崖絶壁を眺めたりすることができます。
新幹線によってアクセスが便利になり、多くの観光地がより身近に感じられるようになりました。歩いて巡ることで、健康的な旅を楽しみながら、北陸の美しい風景と豊かな文化に触れることができます。
新たな北陸の旅は、四季折々の美しさを体感し、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい体験を提供してくれます。春には桜が咲き誇り、夏には清涼感あふれる自然が広がり、秋には紅葉が彩りを添え、冬には雪景色が訪れる人々を魅了します。
さあ、新しい北陸を探訪し、感動と健康を手に入れましょう。この地でしか味わえない特別な瞬間が、あなたを待っています。
第1回「金沢城の桜」
第1回は定番中の定番の絶景。桜の時期に金沢城を訪ねました。
桜色のカーテンに包まれる金沢城
金沢城公園と兼六園は、春になると合わせて約800本もの桜が咲き誇る、美しい花の競演を楽しむことができます。
金沢城公園には、ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラなど多様な品種が約400本植えられ、訪れる人々の目を楽しませます。
一方、兼六園では約420本の桜が咲き誇り、その中でもソメイヨシノが約190本、ヒガンザクラが約70本、サトザクラが約50本、ヤマザクラ系が約40本、そしてその他にもケンロクエンキクザクラなど約50本が彩りを添えています。ここでは、約40品種もの桜が咲き誇り、その美しさはまさに圧巻です。
金沢の春は、桜の花が織り成す淡いピンクのカーテンが広がり、訪れる人々の心に静かな感動をもたらします。
金沢城公園では、静かなひとときを楽しむために、滞在時間はおおよそ30分から60分程度です。この時間の中で、美しい庭園や歴史的な建造物をじっくりと堪能することができます。
一方、兼六園は東京ドーム約2.5個分の広さを誇ります。平均滞在時間は40分から50分程度ですが、必見スポットを巡るだけなら約30分、園内をじっくりと見学するならば2時間以上かかるでしょう。その広大な敷地には四季折々の風景が広がり、訪れる人々を飽きさせることはありません。
四季のライトアップは美しい夜の顔
金沢城・兼六園四季物語「春の段」では、春の訪れとともに、金沢城公園、兼六園、そして玉泉院丸庭園が期間限定でライトアップされます。この幻想的な照明は、夜の闇に浮かび上がる桜と歴史的な建造物の美しさを際立たせます。
金沢城公園では、石川門、五十間長屋、玉泉院丸庭園、鼠多門・鼠多門橋がライトアップされ、訪れる人々を魅了します。ライトに照らされた石川門と五十間長屋は、日中とは違った趣を見せ、静かな夜に歴史の重みを感じさせます。また、玉泉院丸庭園と鼠多門・鼠多門橋の光景は、まるで時が止まったかのような静寂と美を演出します。
このライトアップイベントは、市民のお花見スポットとしても長く親しまれています。桜の花びらが夜風に揺れる中、光に照らされた金沢城や兼六園の風景は、訪れる人々の心に深い感動を与えます。春の金沢は、昼と夜の二つの顔を持ち、どちらも訪れる価値のある美しさです。
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